解り安く、面白く、パンチの効いた時事評論

神山吉光が吠える

2015年8月1日更新 〈第38回〉

休暇明け、暑中のご挨拶

暑中お見舞い申し上げます。

本年の夏季休暇は仕事の関係もあり、先取りして7月に休暇をとることにした。

しかし、そうはいっても内外が何かと激動している最中であり、休暇中は比較的に自分の時間を可能な限り多く確保したというだけであって、頭の中は休みなく、従来通り常にフル回転であった。
ただ、実質休暇でなくても一定期間を定めて周囲に休暇を宣言(?)することにより、何となく気分が楽になり、英気が出て思考が充実することだけは確かなような気がする。
猛暑の中、読者諸兄にも一定の休暇をお勧めしたいものだ。

翁長知事の東京行動が始まる。

翁長知事は先般の訪米直訴の帰国会見の中で、マケイン氏との会見が実現するなど今回の米国行動には一定の結果があったと発言し、また県議会では大きな成果があったと答弁した。
「結果」は努力なしでも自然に出てくるが。「成果」は努力の積み重ねなしでは決して出てくるものではない。 先般の翁長知事の訪米直訴は、どちらかと言うと成果を目指した現在進行形ということだろう。

実は翁長訪米の中で最大のハイライトとされたマケイン氏との会見を実現させたのは、翁長知事が作った県のワシントン事務所や政府ルートではなく、ホワイトハウスに独自で外交ルートを有する沖縄出身で東京在住の民間人であった。その証として写真なども見せられて本当に驚いた。筆者は従来から同民間人とは親交があり昨日も会食を共にしたが、同民間人は今回の翁長訪米でワシントンにも同行し、米メディアへの働き掛けなどでも大きく尽力したようである。     

翁長知事は、辺野古問題解決の鍵穴を探しに遠くワシントンまで飛んでいったが、その解決のための鍵穴はワシントンではなくて東京にしかなかった。〝ワシントンよりも東京〟そのことを悟った翁長知事は去る7月4日と31日には菅官房長官と会見し、また来る8月7日には安倍首相とも会見するようである。
いわゆる、翁長知事には辺野古問題は日本の国内問題であるという自覚が芽生えたのである。
暑中、いよいよ翁長知事の東京行動が始まる。筆者も〝真実の眼〟で追いかけるつもりだ。 

(8月1日執筆・公開)

 <次回は8月15日更新。毎月1日と15日に定期更新>